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シコシコアナキスト日誌

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ブッシュ大統領からの贈り物 IN パレスチナ・ヘブロン

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先週の木曜と金曜日、パレスチナにブッシュ大統領がやってきた。今日はブッシュがパレスチナにきたことによって、ミクロレベル(わたしのいる地区・ヘブロンの一地域)でなにが起きているのかを書きたい。

 ひとつは、ヘブロンのイスラエル人入植地(ヘブロンはパレスチナ地区、ここに点々とイスラエル入植地とパレスチナが入り混じっている、沖縄の米軍基地と沖縄本島を想像するとわかりやすいかもしれない)の若者や子どもたちが、入植地を越えてパレスチナ人のオリーブ畑に、ブッシュ歓迎の意味をこめてユダヤ教のマークを石や岩を並べて座り込んでいる(今日一月十三日ブッシュが帰国した現在も続行中)。さらにパレスチナ人地区の道路も封鎖している。ここをパレスチナ人の子どもや女性が通るとイスラエル人の10代前半の若者の集団やこどもたちが殴りかかったり、石を投げる。
 
 また入植地の真横にすむパレスチナ人の家にも連日連夜、イスラエル入植地からの投石や追い込みがつづく。投石によって頭を打ってひどい怪我をした人もでている。夜も不安で眠れないパレスチナ住民も多い。大の大人の男が不安で泣いていた。

 わたしたちの団体は彼らの間に入りパレスチナ人女性やこどものガードにまわる。だから、当然イスラエルの若者たちはわたしたちにも攻撃をしてくる。石が飛び、罵声がとぶ。わたしはなんとか彼らと話がしたかった。

 わたしはよくヘブロンに住むユダヤ教の牧師(イスラエル人)に、なぜお前は反ユダヤ(反イスラエル)人活動をするのかと?ヘブロンの街をツアーしてるといわれる。わたしは丁寧に、わたしは反ユダヤではないことを伝える。ただ、わたしは反戦で反軍隊で反武器なだけだと。イスラエル兵の銃口からパレスチナのこどもたちを守りたいだけだと。日本政府がイスラエルやアメリカを支援する限り、わたしはここでこどもたちを守る義務があるんだと。しかし、すぐに彼は、パレスチナのテロリストと戦わないといけない。ここはイスラエルなんだといって水掛け論になってしまう。

 パレスチナ人女性やこどもたちを襲うイスラエルの10代前半の若者やこどもたちと話をしてみると見事に同じ回答がかえってくる。なにをいっても、アラブ(パレスチナ)が悪い、アラブはテロリストだ、汚い、臭い、出て行け。こどもによっては、何千年も前の歴史から話を出してくる。どこか地に足のついていない言葉で。くりかえし、くりかえし。

 わたしは、政治の話を捨てて、彼らの興味のありそうなことに切り替えて話す。みんな本当に幼い。中学生とか小学生ぐらいだ。日本製の車にすごく興味があったり、格闘技をやりたがったり。だから、できもしないのにボクシングを教えたりした。すると彼らはすごく喜ぶ。彼らもパレスチナの子どもとなんら変わりはない。けど、話してる横をパレスチナの子どもや女性が道を横切ろうとするとすかさず石を投げたり、殴りかかる。
 だから、わたしたちは、パレスチナ人を守る。するとさっきまで少し仲良くなって話していた彼らが、いろんな物を投げてくる。なんだか、すごく悲しくなる。
 
 わたしは、彼らに言いたい。パレスチナ人の無害な女性やこどもを追い詰めるよりも、もっとでかいものとやりあうおもしろさを。punkは素晴らしいだぜって。アナーキーって最高に気持ちがいいんだぜって。薄暗いフェンスに囲まれた入植地を増やすより、好きな空き家でも占拠しろよって。テルアビブの若者はそんな好きなことやってんだぞって。
 でも、聞く耳はない。それでもいい。けど、お前らのやってることは最高にかっこわるいってのだけはいいたい。

 今日も、彼らと話した。俺らはお前の敵じゃないよって、もしも、日本に来たら、家にきなよ、お前のために寿司でもつくってやるからって、いった。そしたら、いつもしかめっつらした子が、本当にうれしそうな顔をしていた。なんだか、少しほっとした。
 それでもやっぱり、パレスチナの子が来ると顔が変わる。そして罵声や石を浴びせる。パレスチナの子は泣きそうな顔になる。

 いったい、イスラエルの子どもたちにこの国の大人たちはなにを吹き込んだっていうんだ。

 そのほかにもブッシュがきたことによって、監視カメラがパレスチナ人の家のの屋上に違法で取り付けられたり、街の重要ポイントに新たに設置されたりした。 

 ヘブロン以外でも、主要の道路や検問所が封鎖されたり、検問が異様に厳しくなったり、パレスチナ人の生活にただのダメージしか与えていない。

 ブッシュが滞在した2日間、ヘブロンの街の夜空には発砲音だけが鳴り響いていた。これらが、ブッシュからの贈り物だ。

 明日もイスラエルの子どもたちと話しをしにゆく。


写真 左    イスラエル人の若者に投石されて出血するパレスチナ人
    真ん中 パレスチナの子どもとドラマ制作をしたときの写真、監督、役者など決めて
          チャンバラ映像を撮る。
    右    イスラエル入植地前に住む農民のこどもたち 


パレスチナ隔離壁観光地化計画に参加しませんかね?ハーポー部長より
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=679922608&owner_id=125281&comment_count=4injuries 011
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プロフィール

志賀直輝 

Author:志賀直輝 


志賀直輝 a.k.a. kitou seishi


海外逃亡をへて4年ぶりの糞賃労働の日々。パートナーの出産と共に主夫強制引退。現在は、育児と保守的な職場内で闘争実施中。近い将来は、子連れ狼になりたい。


と思っていたが、原発事故によって一寸先は闇、現在、原発猛反対中。文字通り、お先まっくろ(アナキスト)でございます。どいつもこいつも、金、金、金、みんなでアナーキーに生きるしかない!原発や原爆の原料になるウランのある山を畏怖し近かづかなかったインディヘナたちは、7世代先の子どもたちのことまで考えていたらしい。っていうんだから、アナーキーかつインディヘナなように!

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