World advance 

シコシコアナキスト日誌

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


イスラエル兵に拘束されて瞑想しよう!特典映像付き

Category: 未分類  
拘束映像
http://www.youtube.com/osasimiichiban

ヘブロンの街にはいたるところに、検問所がある。私も毎日、移動するのに何度も検問を通過しなくてはいけない。そのたびに金属類を身体から取り外して金属探知機のゲートをくぐる。兵隊とわたしは、いい加減顔なじみのくせに毎回パスポートを見せ、荷物チェックをうける。ちょっと、ゴミを捨てにゆくだけでも、チェックされる。そしてたまになぜか怒鳴られる。パレスチナのこどもたちの登下校をいつもカメラをもって見守っているせいか、彼らはわたしたちのことをよく思っていない。

この間、わたしたちは農家の手伝いに行く用事があった。パレスチナの農園では昔からオリーブの収穫をやっている。しかし、元々オリーブ農園だった土地のほとんどが、後から来た入植者のイスラエル軍や武装したイスラエル市民に根こそぎ奪われてしまった。今でも、残っている農園の中には常に武装したイスラエル兵やイスラエル市民が農民を取り囲んでいるところが多い。わたしたちは、そのイスラエル兵が取り囲んでいるオリーブ農園に向かった。

わたしは時間に追われ急いでいた。だから、カバンの中をしっかりチェックするのを忘れていた。いつものように検問所で荷物検査をうけた。すると、兵隊が急に怒りだした。

兵隊「なんだ!これは!ナイフじゃないか!!!(英語)」

わたし「ああああ、やべええ、かばんから出すの忘れてた!(もちろん日本語)」

わたしは、旅でいつも愛用しているジュットクナイフ(小さいナイフとドライバーや栓抜き、缶きりなどがついたナイフ)をかばんから出すのを忘れていた。さらに、この間ナイフを携帯していたパレスチナの若者が逮捕されてたのをこの時思い出した。

わたしはすぐに、拘束された。手錠はされなかったものの、壁にむかって立たされた。それは、まるでユダヤ教徒がエルサレムの嘆きの壁へむかって拝んでる姿にもだぶった。なおもかばんはチェックされ、今度はコンドームがとりだされた。コンドームとナイフ、最高に悪い組み合わせだ。さっそく兵隊は得意げな顔をして、お前はテロリストだなぁとか、これとこれでお前は女をRAPEする気だなぁと説教しはじめた。さらにナイフをわざと見せびらかし、パレスチナの人々にこいつは武器をもっているんだ、というアピールをしはじめた。国際非暴力団体がナイフ所持とコンドームときたら、これはバツが悪い。

何度となくわたしは兵隊に対して、そんな小さなナイフじゃ人は殺せやしない、それは野菜を切るためのものだ、俺のナイフよりお前のライフルの方がよっぽど危険じゃないか、といってみた。が、それは怒りを増幅させるだけで、兵隊はもっと怒りだした。そしてついに、壁にむかって座らされた。兵隊は長期の放置プレイに持ち込もうとしていた。兵隊がわたしたちを拘束できるのは3時間と聞いている。その後、警察に移管され24時間の拘束。しかし24時間の拘束は非常に不安を感じた。なぜなら今日は農園の後、デートの約束があったからだ。なによりも兵隊に奪われたコンドームを今晩大いに膨らまして世界一周しようと思っていた。

 しかし、拘束されたら逃げるわけにもいかない。ひそかな不安に襲われながら、じっとすることにした。それに、仲間のフランス・ラスタファイが少し離れたところからカメラをまわしてくれていた。
わたしは、少し冷静を取り戻しあることに気がついた。そうだ、ここで、わたしは毎日の日課にもしている座禅を組もう。

わたしは兵隊の見張る中、座禅を組んだ。

座禅するわたしの横を、パレスチナの人々は興味津々な顔でこちらをみていた。だからわたしも必要以上に神秘的ぶって、ヨガのポーズなどもとりいれてみた。するとみんなもっとよろこんでいた。これはなかなかいいパフォーマンスなことに気がついた。

兵隊も、ヨガに興味を持ち出した。そして一時間ぐらいたった頃に、兵隊はわたしに今回だけは見逃してやるみたいなことを言い出した。開放に喜びを感じたわたしは兵隊に投げキッスをした。すると、ヘブライ語でかつてないほど怒りだした。こちらも向こうの言葉をなぞって言い返してみたら彼はもっと怒った。これで今日は終わったなぁと思った。デートも世界一周もお預けだなと思った。

それ以降、一言も口を利くなのと命じられ仕方なく、瞑想にふけることにした。

いろいろ考えてみた。

なぜ、わたしはここにいるのだろうか???


なぜか、、、わたしは、パレスチナで決起ではなく勃起がしたいのかもしれない。武装した兵隊に囲まれて、生きてる実感が欲しいだけなのかもしれない。戦場カメラマンが、戦場の真実を伝えたいという表すじの裏側は、カメラマン自身の裏すじを舐められたいという欲求かもしれない。

危険や死の匂い、権力、欲望の中から生の匂いを嗅ぎだしたいのかもしれない、そして、自分の股間をまさぐり射精したいのかもしれない。

わたしはこの快楽を素直に受け入れようと思う。

パレスチナやさまざまな土地で活動する団体の多くは、人権や理念を守らなくてはいけないという。そうだ、まったくその通りだ。かといって、人権を守ろうという人間たちの考えが全て正しいわけではない。土地には土地のやり方がある。たとえば、人権団体からみたらその土地のやり方が人権違反にうつる場合がある。たとえ土地のやり方がうまくいっているにも関わらず、人権団体にとっては人権違反にうつり土地のやり方をやめさせ、人権団体のやり方に切り替えたとする。この瞬間に人権団体が新たな侵略者になる。

わたしは人のためによいことをしているんだ。パレスチナの人たちのために闘っているんだ。わたしは自分のためではなく、人のために行動していると思い込んだ瞬間、わたしの陰から新たな侵略者が顔を覗かせているような気がして仕方がない。
 親鸞はいった、良いことをしてると思ってるときは、悪いことをしてると思えと。親鸞の言葉は、自分は良いと思い込んだ行為(好意)が実は相手は望んでないことかもしれない、押し付けることは、新たな権力を生む行為になるかもしれない。そういっているような気がする。

だから、わたしはあくまでも、わたしの行為は示威好意ではなく、自慰行為だと自覚しようと思った。そう思えば、わたしはもっと自由になれるかもしれない。オナニーで空を飛べるかもしれない。

それに人権第一の国が一概にいいとはいえない。福祉国家ほど、自殺率が高いのはなぜのなか?人権がほとんどないパレスチナの石を投げる若者にもつ、煮えたぎる生は一体なんなのか?けれど、そんな彼らにはなれないわたしがここにいる。そして、福祉国家に住みたくないわたしもここにいる。


そうこう瞑想していたら、イスラエル人活動家が来て、わたしをイスラエル兵士から解放してくれた。そして、わたしは農園で手伝いをしたあと、大好きな彼女のもとへむかった。革命に恋がなければナンセンス!って、わたしの敬愛する人がいっていた。
スポンサーサイト


Comments

Leave a Comment

プロフィール

志賀直輝 

Author:志賀直輝 


志賀直輝 a.k.a. kitou seishi


海外逃亡をへて4年ぶりの糞賃労働の日々。パートナーの出産と共に主夫強制引退。現在は、育児と保守的な職場内で闘争実施中。近い将来は、子連れ狼になりたい。


と思っていたが、原発事故によって一寸先は闇、現在、原発猛反対中。文字通り、お先まっくろ(アナキスト)でございます。どいつもこいつも、金、金、金、みんなでアナーキーに生きるしかない!原発や原爆の原料になるウランのある山を畏怖し近かづかなかったインディヘナたちは、7世代先の子どもたちのことまで考えていたらしい。っていうんだから、アナーキーかつインディヘナなように!

最近の記事
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。