World advance 

シコシコアナキスト日誌

スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


「緑のおばさん」ならぬ「黒いおっさん」

Category: 未分類  
 私は今、パレスチナのヘブロンにいます。時折街からは銃声が飛び交っています。昨日は、モスリムたちの怒りの声が街中に響き渡っていました。なぜ彼らが怒っているのか?
 ひとつは、この街のいたるところに、イスラエル軍の検問所があるからです。検問所を通るたびに、パレスチナ人は荷物をチェックされます。また、常にライフルを持った兵隊が立っています。通学に通う小学生は片道だけで一日4回も検問を通る子もいます。

 また、丘から街を見渡すと、民家の屋上に兵隊が監視しています。一軒だけではなくそれが無数にあります。重要なポイントにはイスラエル軍の基地もあります。街もいたるとことろが封鎖されています。そんな中に、ヘブロンの人々は毎日暮らしています。

 今、わたしは、こどもたちが安全に学校へ通えるよう検問所の横で、カメラを構えて兵隊の監視をしています。兵隊さんは、すぐに怒ります。だから、わたしは瞑想しながら、落ち着いて相手をします。兵隊さんは、とても若い。10代です。少し、気を許すといろいろ話てきます。兵隊さんも早く兵隊を終えてどこかへ旅をしたいようです。
 
ひとりの兵隊さんは、軍が終わったら、日本やオーストラリアにゆきたいと語っていました。

 しかし、そんな彼らは命令のせいか、それとも人間の性質ゆえかアイヒマンの実験のように、任務を遂行します。だからパレスチナ人に対する態度はとても怖い。

それでも、中には、子どもと笑顔で握手をする兵隊さんもいる。この瞬間だけ、ほっとできます。

昨日は、検問所でナイフをもったパレスチナの若者が逮捕されました。わたしたちは、じっとカメラを撮影していました。そこに兵隊さんが、どうだ、こいつはこんな武器をもっているんだぞ!とどなってきました。しかし、兵隊さんはもっとごついライフルをもっている。さらに、その横をイスラエルの若者がライフルを携帯して横切っている。ここでは、イスラエル人の武器の所有が認められています。かわいいナイフで逮捕。いかついライフルは合法。

なんとも支離滅裂です。

それから、このあたりの道路には、黄色い線が引いてあります。黄色い線の道路はイスラエル人しか車を走らせることができません。また、普通の道路もパレスチナ人とイスラエル人と分けられています。

もともと、長いこと住んでいたパレスチナの地元の人が、後から入ってきたイスラエル軍に追い出させられ、生活空間を分けられ、壁を引かれ、カメラや兵隊に毎日監視されています。

モスリムの人たち(パレスチナの人々)が怒るのも当然だと思いました。

かといって、私自身にとっては、イスラエル人は敵ではありません。イスラエル人の中にはパレスチナ人や私たち世界中の活動家たちと共に活動する人も多い。むしろパレスチナに集まった世界各国の活動家よりも活動しています。彼らは、自分の所属する(させられている)政府に真っ向から立ち向かっています。

イスラエル人の中にはパレスチナに対する占領の仕方に疑問を感じ、兵役を拒否する若者をいます。もしも兵役を拒否すると男子は刑務所へ送られます。女子は社会から冷たい目を浴びることになります。どちらも職がみつかりにくなります。

かつて、ドイツのナチスに大量殺戮を受けたユダヤ人、つまりはイスラエル人。それが今はここパレスチナで同じことをしている。人間というものは、こういうものなのか?

わたしにはわからない。

毎日、わたしは、こどもたちの安全に通学できるように見守る「緑のおばさん」ならぬ、
「黒いおっさん」であります。なぜなら、わたしは全身真っ黒い服を着た、どこの政府も支持しないアナキストだからです。

PS 毎日、パレスチナの子たちと空手や柔道や相撲をしている。たいしてできないのに、かなりできるふりをしている。それから、パレスチナや世界中の活動家のための家をつくっている。これがなかなか楽しい。今の活動の相棒は自称フランス・ラスタマン・フリーダムファイター。

写真 
左 パレスチナの若者からナイフをとりアピールする兵士
真ん中 武器を所有するイスラエル市民
右 イスラエル人のみしか運転できない道路の上のパレスチナの子ども    
スポンサーサイト


Comments

Leave a Comment

プロフィール

志賀直輝 

Author:志賀直輝 


志賀直輝 a.k.a. kitou seishi


海外逃亡をへて4年ぶりの糞賃労働の日々。パートナーの出産と共に主夫強制引退。現在は、育児と保守的な職場内で闘争実施中。近い将来は、子連れ狼になりたい。


と思っていたが、原発事故によって一寸先は闇、現在、原発猛反対中。文字通り、お先まっくろ(アナキスト)でございます。どいつもこいつも、金、金、金、みんなでアナーキーに生きるしかない!原発や原爆の原料になるウランのある山を畏怖し近かづかなかったインディヘナたちは、7世代先の子どもたちのことまで考えていたらしい。っていうんだから、アナーキーかつインディヘナなように!

最近の記事
カテゴリー
ブロとも申請フォーム
ブログ内検索
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。