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シコシコアナキスト日誌

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肉まん家族とホームステイ

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今、わたくしは、ウズベキスタンのビシュケクにいる。民泊、英語でいうならホームステイをしています。

ホームステイ先の家族構成は、妖怪のような容姿をした眉毛がつながっている婆さん(まゆげの繋がりは未婚または未亡人の合図)。ヒステリックでいつも奇声を発している熟れた肉まんのようなお母さん。耳が悪いのか挨拶しても口が聞けない反抗期のデブ息子。最近、母親に似始めたダンボールのような処女娘。いつも肩身の狭い、無口で特徴のない働かないお父さん。こんな感じだ。

この家は、無許可で非合法で外国人を泊めている。一泊700円、朝飯、夜飯付き。飯はブタの餌のように大量に出される。味は悪くない。けど、客である旅行者には、いつもコチコチになった硬くて古いパンが出される。その横で、家族は新しいパンをむしゃむしゃと汚らしい音を立てて食べている。

さらに、旅行者が居間でご飯を食べながら笑い声をあげようものならば、すぐさまテレビのボリュームを大量にあげられる。熱い中、汗をたらして飯をくっていても、いつも家族だけ扇風機があてられている。

部屋で音楽を聴いていると、勝手に入ってきて、有無を言わずにボリュームをさげられる。暑いから窓をあけていると、うるさいと閉められる。そのくせ、肉まん家族は深夜1時まで大音量でテレビを見ている。

部屋は蝿が無数に蔓延している。蝿取りマットを買ったら、5日間で250匹もとれた。

そんな中、わたしは、どうしても酒を飲まずにはいられなかった。なんせ、すでに半月以上もここにいることになる。他に安い宿もないから出るに出れない。

そして、ある晩、私は大量に合成ワイン(ボトル60円)を飲みすぎてしまった。そして、朝になると家族が怒っている。

どうやら、いつものくせで、寝ゲロをしてしまったようだった。運よく記憶もない。後で他の旅行者に聞くと夜中、ゲロゲロ布団の中でやりだしたらしい。どうにもできなかった隣の旅行者が家族に通報したようだ。すぐさま、俺は裸にされて、布団やシーツなどを取り返されたようだ。
 寝ゲロ以来、私は家族に頭があがらなくなってしまった。ここから、肉まん家族とわたしの奴隷関係ができてしまった。

なにかあるごとに、ゲロのことをいわれ、わたしは奴隷のように使われた。さらに禁酒令と夜間外出禁止令が出された。
しかし、わたしは、この奴隷関係をなんとか破るためにも、隠れて仲良しの韓国人やドイツ人、邦人の奴隷仲間たちとウォッカをのんだ。しかし、肉まん家族の情報網は非常に優れていて、すぐに見つかってしまった。見つかるたびに妖怪ばあさんに蝿叩きで叩かれ、酒を没収された。

ついに痺れを切らした我々、奴隷組合は彼らの追撃から走って逃げた。そして一軒の立ち飲み屋にたどり着いた。すぐさま一本のウォッカを買って乾杯した。ひと時の自由の風を感じた。しかし、考えてみると、夜、酒が買えるのは、この一軒だけ。案の定、すぐ背後には妖怪ばあさんが立ちすくんでいる。ウォッカやつまみはぐしゃぐしゃに奪われ、すぐに連れ戻されてしまった。

そして、昨晩も再度脱走をこころみた。立ち飲み屋で飲むのはよして影で飲んでいた。我々は、恐怖を感じつつも密かな自由を噛み締めていた。しかし、やはり、そうはいかなかった。背後には妖怪ばあさんが立ちはだかっていた。そして、夜中の大怒鳴りの大説教がはじまった。恐怖のあまり、射精してしまった。

朝もまた、奇声の大説教だった。やはり再度、禁酒令と外出禁止令がきつく出された。大の仲良しのコリアンの旅行者と会うことを禁じられた。

わたしは明後日、ビザが切れるためこの宿を出る。最後に一大脱走をしたいと思っている。最期のウォッカを勝ち取ろうと思う。みてろ!肉まん家族!


しかし、なんだかんだいって、この肉まん家族との関係性が悪く思えない。それは、高校生や中学生の頃の学校生活を思い出すような、そんなほのかな甘いヤニの味がする。


追記
それと、来月から宿が100円値上げする。最近、他に安い宿がないせいで、この肉まん家族に旅行者が集まりだしている。ホスピタリティーゼロのこの家族は最近、調子に乗っている。だから、わたしは、残りの2日で値上げ反対闘争を展開してゆこうと思う。団結!がんばろう!

注意 写真は運悪くデータがすべて消えてしまったため、家族のは載せれませんでした。

かわいいこどもの写真は肉まん家族とは一切関係ありません。

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プロフィール

志賀直輝 

Author:志賀直輝 


志賀直輝 a.k.a. kitou seishi


海外逃亡をへて4年ぶりの糞賃労働の日々。パートナーの出産と共に主夫強制引退。現在は、育児と保守的な職場内で闘争実施中。近い将来は、子連れ狼になりたい。


と思っていたが、原発事故によって一寸先は闇、現在、原発猛反対中。文字通り、お先まっくろ(アナキスト)でございます。どいつもこいつも、金、金、金、みんなでアナーキーに生きるしかない!原発や原爆の原料になるウランのある山を畏怖し近かづかなかったインディヘナたちは、7世代先の子どもたちのことまで考えていたらしい。っていうんだから、アナーキーかつインディヘナなように!

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