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シコシコアナキスト日誌

UNRWAの緊急避難所と爆撃された学校

Category: 未分類  
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UNRWAの緊急避難所と爆撃された学校

ISMレポート
2009年1月12日


UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)は、ガザ地区全域で、UNRWAが
運営する学校に緊急避難所を設営している。先週、ガザ北部で、避難所と
なっていた2か所の学校がイスラエルの爆撃を受けるという事態が起こっ
たにもかかわらず、今も多くの人々が、端的にほかに行く所がないという
理由から、避難所を求めてUNRWA学校にやってきている。ガザ市北部ジャ
バリヤのアル・ファフーラ学校とジャバリヤ難民キャンプにある第2学校
への1月6日の爆撃では50人近くが死亡、それ以上の人が怪我をするという
大惨事となった。

ラファには、市の中心近くにAとBの2つのUNRWA男子小学校があるが、現在
ここは2000人近くの人の仮住まいになっている。この2つの学校が緊急避
難所となったのは、エジプトとのボーダーに隣接する一帯を全面攻撃の対
象とするというイスラエル軍の告知を受けて、何千人もの住民が家から逃
げねばならなかったからだ。ひとつの学校に避難している家族の多くは、
ラファ市のはずれにある今は機能していない空港の近くに住んでいた人た
ちで、現在、この空港は、1月3日の地上侵攻開始以来、イスラエル地上軍
の基地になっている。ISMガザ地区のメンバーが今日、このふたつの学校
を訪れ、国連スタッフと避難している何家族かに話を聞いた。アムシ一家
は現在、15人の家族が1つの教室で暮らしている。

ISMメンバーはまた、ラファのUNRWAの倉庫に行って、地区担当職員の話を
聞いた。職員の説明によれば--現在、ガザに入ってきている食糧その他の
物資は、この危機的状況には絶対的に不足している。これまでUNRWAが通
常扱ってきた量は1日当たり2000トンだが、現在は1日200トンの援助物資
しか搬入を許可されていない。ストックは少し前に底をつき、今は、日に
200トン、ガザに入ってくるわずかな食べ物だけでやっていくしかない。
入ってきたものは何であれ、即刻配給に回されている--という状況であ
る。

1月11日の午前3時ころ、イスラエルのF-16ジェット戦闘機が、ラファ市北
東部、ヘルバート・アル・アダス地区のタハ・フセイン・ストリートにあ
る「孤児たちのためのダール・アル・ファディーラ協会」の複数の建物を
爆撃した。ここには、学校、カレッジ、コンピューター・センター、モス
クがあった。いくつものビルが、一部が完全に破壊されたり使いものにな
らないほどの損傷を受けたりした。この協会の学校は、およそ500人の障
害を持つ子供たちの支援をしていた。12月27日以来、ガザ全域で20に近い
モスクが破壊・大規模な損傷を受けている。ISMガザは破壊状況の記録を
とりつづけている。

ラファの赤新月社救急車ステーションは、エジプトとのボーダーに近いテ
ル・ゾロブ地区から、市の反対側に位置するヘルバート・アル・アダス地
区に移動することになった。テル・ゾロブが現在攻撃対象になっている地
域にあるためで、新しい場所への移転は一刻を争う状況となっている。ガ
ザ地区への空爆・侵攻が始まって以来、多数の救急車がイスラエル軍に攻
撃され、これまでに13人の医療関係者が殺されている。

・・・

"UNRWA emergency shelters and bombed schools"

ISM Features
January 12, 2009

原文: http://palsolidarity.org/2009/01/4275

ISM(国際連帯運動):http://palsolidarity.org/

翻訳:山田和子

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Comments

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口の中いっぱいに、臭くてえっちぃニオイが広がって、もうウマウマ(*´▽`*)
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プロフィール

志賀直輝 

Author:志賀直輝 


志賀直輝 a.k.a. kitou seishi


海外逃亡をへて4年ぶりの糞賃労働の日々。パートナーの出産と共に主夫強制引退。現在は、育児と保守的な職場内で闘争実施中。近い将来は、子連れ狼になりたい。


と思っていたが、原発事故によって一寸先は闇、現在、原発猛反対中。文字通り、お先まっくろ(アナキスト)でございます。どいつもこいつも、金、金、金、みんなでアナーキーに生きるしかない!原発や原爆の原料になるウランのある山を畏怖し近かづかなかったインディヘナたちは、7世代先の子どもたちのことまで考えていたらしい。っていうんだから、アナーキーかつインディヘナなように!

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