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シコシコアナキスト日誌

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******以下、転送・転載可******

医療スタッフを狙い撃ちするイスラエル兵

エヴァ・バートレット
エレクトロニック・インティファーダ/Live from Palestine
2009年1月12日


1月7日、スペインの人権活動家でドキュメンタリー作家のアルベルト・ア
ルセと一緒に、パレスチナの医療スタッフが、イスラエルの地上侵攻軍に
撃ち殺されたひとりの男性の遺体を収容するのに同行した際、私たちは、
遺体を救急車に運んでいる最中の医療スタッフともども、イスラエル兵の
銃撃を受けた。場所はジャバリヤの東の地域、ダウワール・ジーモ。地上
侵攻が始まって以来、イスラエル軍の兵士に占拠されている場所に近いこ
の一帯では、イスラエル軍の爆撃と銃撃で何十人もが重傷を負ったという
情報が入っている。負傷者・遺体収容は医療スタッフの任務で、これがで
きないとなると、もっともっと多くの人が、何日も何週間も、怪我を負い
殺された場所にそのまま放置されつづけることになる。

医療スタッフのハサン・アル・アタルとジャマルが救急車(101救急車と
はっきりと記されている)を降りて、道の真ん中に横たわっている遺体に
向かっていった。ふたりともパレスチナ赤新月社(PRCS)のユニフォーム
を着ている。ハサンは蛍光帯のついた明るい赤、ジャマルは同じく蛍光帯
のついた明るいオレンジ色と白のベストだ。ゆっくりと近づいていくふた
りの手には、遺体を運ぶストレッチャー以外には何もない。アルセがその
様子をヴィデオに収める。ハサンとジャマルが死んだ男性を抱え上げ、ス
トレッチャーに載せ、救急車に戻りはじめる。突然、アルセがまだ撮影を
続けている時に、銃撃が起こった。明らかにスナイパーの銃撃だ。マシン
ガンではない。ハサンとジャマルは、信じがたいことに、それでもなお遺
体を運びつづけようとし、死んだ男性を載せたストレッチャーごと走っ
た。でも、とうとう、自分たちの命を守るためにストレッチャーから手を
放さざるをえなくなった。

時間は午後1時半ころ。イスラエル自身が宣言した「時間限定停戦」の最
初の日に、スナイパーが医療スタッフを狙い撃っている。救急車はサイレ
ンを鳴らしっぱなしで、運転手は、私たちと自分に向けてさらなる銃弾が
襲いかかってくるのをかわそうと即座に車を発進させ、スナイパーから遠
ざかる方向に走り出した。結果、私たちは半狂乱になって、ハサンとジャ
マルを探しまわることになった。

これに先立つ日々、ガザの人たちに対するイスラエルの空爆・地上攻撃が
始まってから、7人の医療スタッフが殺された。怪我をした者は何十人に
も及ぶ。ハサンもその一員に加わることになった。スナイパーの銃弾はハ
サンの太ももを貫通していて、ハサンが必死に救急車に這いずり込んでき
た時には、ズボンから血がどっぷりしみ出ていた。

医療スタッフはみな、イスラエル軍の兵士の面前で仕事を行なうことが自
分たちの死につながりかねないことを充分に知っている。みな、これまで
もこういう事態には何度となく直面してきている。ジュネーヴ条約では、
侵攻軍は、医療スタッフを銃撃してならず、彼らが死者・負傷者を収容す
るのを妨げてはならないと明記されているが、イスラエル兵はそんなこと
はおかまいなしなのだ。

私はもう気が気でなかった。ハサンもジャマルも失うことになるのかもし
れないと思った。何度表彰されてもいいくらいの仕事をやっている、この
素晴らしい若者たちを。でも、とうとうふたりを見つけ出した。ハサンと
ジャマルが救急車に跳び込んでうしろのドアを引き下ろすまでの10秒か15
秒が果てしなく長く思えた。その15秒の間にも、私たちは最悪の事態にお
びえつづけていた。救急車が一目散に逃げ出した時、最後の銃弾がバック
ドアに命中した。

ほかのスタッフがすぐにハサンの太ももの治療に当たった。銃弾は左太も
もの上部に当たり、筋肉を切り裂き、侵入孔から5センチほど離れたとこ
ろから出ていっていた。ハサンは感動的なまでに雄々しく振る舞っていた
けれど、恐ろしい痛みに耐えていることは明らかだった。

アルセのヴィデオには、この出来事が逐一撮影されている。このヴィデオ
は、私たちが目撃したこと、医療スタッフが、これまでずっとこういう事
態をかいくぐってきたんだと私たちに話してくれていたこと、イスラエル
当局が否定しつづけていることに対する動かしがたい証拠となる。イスラ
エルは医療関係者をターゲットにしている。ジャーナリスト、一般人を狙
い撃ちにしている。今のガザでは、動くものには何であれ銃弾を浴びせて
いる。医療活動への保護・安全・保障はいっさいない。

・・・

エヴァ・バートレットはカナダ人の人道活動家、フリーランサー。2007
年、西岸地区の各地に8カ月、カイロとラファ・クロッシングに4カ月滞
在。2008年11月に第3次フリー・ガザ運動の船でガザに到着したのち、現
地にとどまり、国際連帯運動(ISM)の一員として活動を続けている。現
在、ISMメンバーは、救急車同伴活動を実施し、イスラエルのガザ空爆・
地上侵攻の目撃証言を現地から発信している。

"Israel is targeting medics"
Eva Bartlett writing from the occupied Gaza Strip, Live from
Palestine, 12 January 2009

原文:http://electronicintifada.net/v2/article10174.shtml

エレクトロニック・インティファーダ:
http://electronicintifada.net/new.shtml

バートレットさんのブログ(In Gaza):http://ingaza.wordpress.com/

ISM(国際連帯運動)サイト:http://www.palsolidarity.org/

翻訳:山田和子

******
写真
Favianna Rodriguezによるデザイン。
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プロフィール

志賀直輝 

Author:志賀直輝 


志賀直輝 a.k.a. kitou seishi


海外逃亡をへて4年ぶりの糞賃労働の日々。パートナーの出産と共に主夫強制引退。現在は、育児と保守的な職場内で闘争実施中。近い将来は、子連れ狼になりたい。


と思っていたが、原発事故によって一寸先は闇、現在、原発猛反対中。文字通り、お先まっくろ(アナキスト)でございます。どいつもこいつも、金、金、金、みんなでアナーキーに生きるしかない!原発や原爆の原料になるウランのある山を畏怖し近かづかなかったインディヘナたちは、7世代先の子どもたちのことまで考えていたらしい。っていうんだから、アナーキーかつインディヘナなように!

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